太陽光発電設備を相続したり、中古で取得したりしたあと、
名義変更をしないままになっているというケースは、実はとても多くあります。
売電もできているし、特に連絡も来ない。
「今は困っていないから、そのままでいいかな」
そう思ってしまうお気持ちも、よく分かります。
ですが、名義変更の放置は、
数年後に突然トラブルとして表面化することが多いのが現実です。
名義変更を放置しても、すぐ困らない理由
名義変更をしていなくても、
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売電は継続している
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生活に直接の支障がない
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誰からも指摘されない
このような状態が続くため、「このままでも問題ないのでは?」と感じやすくなります。
しかしそれは、問題が起きていないのではなく、見えていないだけということがほとんどです。
トラブル① 売却・譲渡しようとしたときに止まる
将来、太陽光発電設備を
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売却したい
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譲渡したい
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事業として引き継ぎたい
そう思ったとき、名義が現在の所有者になっていないと、手続きが進みません。
「今すぐ名義変更してください」と言われても、前の所有者と連絡が取れなかったり、
必要な書類が見つからなかったりして、結果的に話が白紙になるケースもあります。
トラブル② 相続時に手続きが一気に複雑になる
名義変更をしないまま時間が経ち、次の相続が発生すると、状況はさらに複雑になります。
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名義が何代も前のまま
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誰が設備を引き継ぐのか分からない
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家族間で認識がずれる
太陽光発電設備は「あること自体を忘れられている」ことも多く、
後から発覚して揉める原因になることもあります。
トラブル③ 前の所有者に連絡が取れなくなる
名義変更は、時間が経てば経つほど難易度が上がります。
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前の所有者が亡くなる
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法人が解散する
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連絡先が完全に分からなくなる
「数年前なら協力してもらえたのに…」
というケースも、実務では珍しくありません。
トラブル④ 手続きに余計な時間と労力がかかる
名義変更を放置していると、
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書類の再収集が必要になる
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状況整理に時間がかかる
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専門家に相談せざるを得なくなる
結果的に、
早く動いていれば簡単だったはずの手続きが、何倍も大変になることがあります。
名義変更は「何も起きていない今」が一番やりやすい
名義変更は、
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前の所有者と連絡が取れる
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書類が手元にある
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記憶が新しい
この状態のときが、最もスムーズです。
「そのうちやろう」と後回しにするほど、選択肢は少なくなっていきます。
こんな方は一度確認をおすすめします
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名義人が誰か、はっきり分からない
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設備IDや事業者情報を把握していない
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取得時の書類が見当たらない
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相続や譲渡で引き継いだままになっている
ひとつでも当てはまる場合、
今すぐ名義変更をしなくても、状況確認だけでもしておくことが大切です。
まとめ
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名義変更の放置は、静かにリスクを大きくする
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困ってからでは、選択肢が限られる
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何も起きていない今が、一番動きやすいタイミング
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迷った時点での確認が、将来の安心につながる
太陽光発電設備の名義変更は、「面倒だから後で」ではなく、
「将来困らないための準備」として考えることをおすすめします。
手続きに不安がある場合は
はりま行政書士事務所へお問い合わせください
名義変更は、電力会社や経済産業省など複数の窓口が関係し、
FIT制度の有無や設備状況により必要書類が変わるため、個人で手続きを進めるのは大変な場合があります。
「自分でやってみたけれど、途中でわからなくなった」
そのような時は、はりま行政書士事務所にご相談いただくと、安心して手続きを進められます。
ご状況に合わせて必要な手続きと流れを丁寧にサポートします。
お気軽にお問い合わせくださいませ。

